2013年12月6日金曜日

iPhone機種変更時のデータ移行に注意したいこと【備忘録その2】

【備忘録その1】の続き。

再度友人宅を訪問し不具合内容を確認。
無事引っ越しできたとばかり思っていたiTunes環境に不備があったようでiPhone 4sのデータが全てiPhone 5sに移っていない。

アドレスやメールアカウント等はiCloud同期で問題なし、楽曲は前回のライブラリ再構築で無事復旧済み。
問題なのは後から追加したiOSアプリが一つも移っていない状態であった。

通常のアプリならApp Storeから再ダウンロードすれば利用に関して問題ないのだろうけど、"LINE"はモバイル端末を限定するし、元のデータを引き継がないとチャットの履歴も継承されない仕様なので、やはり4sからの移行をやり直す必要があった。

まずは新母艦iMacでiTunesのライブラリを確認。
楽曲を移すことばかりに気を取られていて全く気が付いていなかったのだが、真っ新なiTunes11は「環境設定」の「一般」にある「表示」の項目がほとんどチェックマークが付いておらず非表示状態になっていた。(昔から?!)
(以降iTunesのキャプチャー画像は自前のものです)
当然「ライブラリ」選択メニューに"App"の項目も現れていないためアプリのリストすら確認出来ない...。 この際ついでに全ての項目にチェックマークを付けて全てのライブラリが表示されるようにしておいた。
ところが"App"に切り換えても一つもアプリが現れない。つまりはiPhone 4sでダウンロードしたアプリは一切iTunes側に転送されていない状態だった。
デバイスを接続した時に確認出来る「バックアップ」の項目には「iPhoneの完全なバックアップは...」とあるけれど、どうやら無条件に丸ごとバックアップを取ってくれているわけでは無いようです。
確かにiPhone 4sを接続し、"App"の同期状態を確認して見るも左側のウィンドウに現れるべき母艦側には一切アプリが表示されていなかった。

取りあえず「ファイル」メニューの「デバイス」にある「購入した項目を"iPhone"から転送」を実行してしまえば手っ取り早いのだけれど、今後の運用の事も考えてApp同期画面の画面左下にある「新しい App を自動的にインストール」にチェックを入れ、再同期。やっとここでiTunesはアプリも含め4sのデータを全てiMac内に転送し完全な同期が完了。
もう一度「概要」の「バックアップ」でiPhone 4sの"完全"なバックアップを作成し直してやっと移行準備完了。

後はLINEアプリの誤動作防止のために4sのネット接続を切断した後真っ新にリセットし直したiPhone 5sを接続してついさっき作ったバックアップデータをリストア。
無事5sに全てのデータが移行しLINEのチャット履歴も復元した。

仕上げはSoftBankがiPhone専用に提供してくれている"i.softbank.jp"のメルアド設定とWi-Fiスポット(ソフトバンクWI-FIスポット&BBモバイルポイント)の接続設定をMy Softbankのページからプロファイルをダウンロードしてインストール。
これはソフトバンクの回線経由でないと落とせないのでWI-FIをオフにしておく必要があります。(iOS7になって"コントロールセンター"が付いてからかなり楽ちんw)
「一括設定」をダウンロード&インストールが完了するとメールアドレス(i.softbank.jp)の環境(IMAP)が復元され、マクドナルド等でWI-FIが使える様になります。

おまけの設定は「iTunes Wi-Fi同期」の有効化。
わざわざパソコンとケーブル接続しなくても同期出来るようになるのはかなり快適。
プレイリストやアプリの選択など、作業自体はパソコンでやらなければならないのは変わりないけれど、机の上でダラダラとケーブル引き回すストレスからは解消されます。

普段使い慣れすぎていて逆に知らないことが多かった「初心忘るべからず」なセットアップ作業となりました。orz



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