2013年6月15日土曜日

朴葉ずし

"朴葉ずし"は地元の郷土料理です。
要は"朴葉"(ホウノキの葉っぱ)で包んだお寿司です。

他にも"朴葉餅"とか"朴葉味噌"など、なぜかここらの地方の人達は"朴葉"でいろんな物を包みたがります。w


それ程くせのある香りもないですが、ほのかな芳香があり殺菌作用もあるようなので、器の代わりになるくらい大きな葉っぱの特性も生かしていろんな物を包んで来たのかもしれません。

ただ、ホウノキ自体は全国的に生息しているのに、なぜこのあたりの地域で盛んに使われてるのかは知りません。ww

で、そんなポピュラーな郷土料理はこの時期になると、自家製の物をつくるお家が多くあって、それぞれの家庭でそれぞれの具材を乗せて作るので結構いろんな味が楽しめます。

今日は妻の実家に姉妹も集まっての"朴葉ずし"作りをして来ました。
特に決まったレシピはないと思うのですが、鉄板具材は鮭・錦糸卵・蕗・刻んだ漬物・椎茸の甘露煮・あさりのしぐれ煮・紅生姜、等。

妻の実家のレシピでは今回もメインは"鮭"ではなく"しめ鯖"を使いました。
これは酒のつまみにも良いし、寿司との相性も良いのでかなりおすすめです。
あと、しぐれ煮の代わりに"しらすの佃煮"と追加の"むき海老"。 結構具だくさんの豪華な"朴葉ずし"となりました。


一包みずつ作っていかないといけないので結構手間な作業ですが、子供たちも総動員して大勢で作ると結構楽しい作業です。
出来上がったあとは芋焼酎のロックと朴葉ずしを堪能してきました。

余談ですが、実家のレシピには色物にピンク色の甘い"でんぷ"を乗せたりするんですが、子供の頃は喜んで食べてたこの甘い"でんぷ"が大人になってからはちょっと苦手なんですよね..。(甘すぎて酒に合わないってのもあるけどね)


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