2013年4月23日火曜日

エコキュートの湯沸かし不調

オール電化が流行だった2008年に設置したエコキュート。
先週1週間ほど湯沸かしの挙動がどうも怪しかった。

施行してから4年と9ヶ月で、今年の7月で保証期間の5年が経ってしまうので、大事に至らないうちにさっさと業者へ連絡。
一応"セキスイ"ブランドのエコキュートだけど、まるっとコロナのOEM製品。工事受付はセキスイのアフター窓口だけど、現場に来るのはコロナの技術屋さん。

状況としては、特にエラーが表示される訳でもないけれど深夜のうちに沸くはずのお湯が溜まらず、日中もずっとお湯を沸かし続けているといった状況。

(正午1時過ぎなのにまだ二目盛り分しかお湯が溜まっていない...)

以前と比べるとあきらかにヒートポンプユニットの駆動音が違う。
通常機械ってのは異音が大きくなると故障の前兆なんだけど、今回は駆動音が小さくなって、いかにも働いていない雰囲気。

当然ながら電話先の故障受付担当者も「エラーなどの表示が無いと現場でしか判断できない」というので、とにかく来てもらえるようにお願いした。

施工してからまともに取扱説明書すら読んだことが無かったので、一通り目を通してみたのだが、「お手入れと日常点検」という項目にも"逃がし弁"動作確認くらいしか確認する項目が無い。

ネット上で探した施工説明書などを見ても特に確認すべき項目も無いので、素直に点検担当者にゆだねることに...。
残念ながら直近で来られる日程が、ツーリングに出かける日だったので家族に後を任せて点検の日は留守にしてしまった。(^_^;

そんなわけで、以下帰宅後に家族から説明を又聞きし、実際に自分で場所だけ確認してみた備忘録。
結論から先に言えば、故障でも何でも無く「給水ストレーナー」の清掃だけで問題は解決したらしい...。orz

よくよく考えれば水まわりの設備だし、フィルター類の清掃はあって当然だ。
だけど、取説には一切フィルター類の清掃の事には触れていない。

点検に来たスタッフに今後の点検法を確認しても、「また呼んで下さい」と言ったそうだ。www
確かに取説にも
“2〜3年に一度点検(有償)をご依頼下さい。”
と書いてある。w

ま、給湯器だしね。 間違った操作で熱湯浴びてやけどする可能性もあるわけだし、危険な箇所は素人には触らせないって事だろうな。

で、問題の給水ストレーナーは2箇所。
貯湯タンクの水道接続口直後にあるストレーナー(フレーム裏下側)と、


ヒートポンプユニット右側の給水ポンプ前にあるストレーナー。


貯湯タンクの方の給水ストレーナーにも水垢のような物は付着していたようだが、大したことはなく、問題だったのはヒートポンプ側の給水ストレーナーだったようで、タールのような真っ黒なペースト状の物がびっしり覆っていたそうだ。


ツーリングから帰ってその日は確認できなかったのだが、翌日見た時にはペースト状ではなく乾燥してサラサラな鉄粉のような状態に変わっていた。

手で触ってみても、水垢やヘドロっぽい物とはあきらかに違う。
真っ黒な色をしている所を見ると黒錆とか酸化皮膜(?)のような物が細かくなってたまったような感じだ。

今回は一通り点検してもらって、貯湯タンクの水抜き(沈殿物排出)とストレーナーの清掃で8,000円の作業料。
5年間のメンテナンス代と思えば安いと考えられないことも無いが、ストレーナーの清掃くらいならこまめに自分でやってみるのも悪くないですね。


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