2012年11月19日月曜日

ウィンターグローブ考察

ハンドルカバー、ナックルガード、グリップヒーター等は却下してグローブだけで頑張ってみる事にした話の続き。w

厳冬期雪山登山用のグローブも検討してみたのだけれど、いまいちバイカーのレビューが集まらないので自己判断。

結局人が運動しているか否かによってかなり状況が違うもよう。
登山のように人が運動していれば、少なからず血の巡りは良い(体が防寒出来ていれば)はずだろうけど、バイクの場合は静止した状態で長時間強風にさらされる。

これはグローブ性能のこだわりでもわかるように登山用のグローブは"ゴアテックス"のような透湿性能のある素材を重視している。(そりゃ汗かいてべちょべちょじゃ、あっという間に凍っちゃうからね)

だけど、バイク用のグローブはそんなに発汗の事に重きを置かなくても良さそうな気がするんだよね。汗かく暇が無いくらい冷たいわけだし...。w

あと、問題なのはアウターの素材。
やっぱりバイクに乗っている以上マフラーなどに触れてしまう可能性も高いわけで、熱で溶けてしまうような素材のものは選ぶべきではないと判断。

今まで通り、最終手段としてエンジン熱で暖をとる事は想定しないといけないのでやっぱりアウターは本革がいい。

なので、今回は雪山用グローブは排除し、散々ネット上をうろついて個人的に欲しいと思ったものは以下の3点。
上の2点は革手袋をカスタムメイドする職人に依る逸品で、PG-33などはバイク用グローブの説明では他に見たことのない「走行適応気温-3~8℃」とうたうほど自信ありげなものだ。他に
は「極寒地バイク乗り専用」とうたうミトン脱着式グローブ(あまり好きじゃないんだけどね)で、ハーレーのハンドル振動を吸収する為のパッドも装備しててワイルドなデザインがカッコいい。

ただ、
ちと予算が合わないんだよね...。orz

どれもほぼ2万円弱。
他にも更新したいアイテムがあるので、手袋だけで2万はちょっと出せない...。

って事で、最終的に選んだのが


ショッピングサイトのレビュー評価が割と高かったのと、ガンレットタイプで袖口のカバー部分が長かったこと。
やっぱり袖口からの冷気の侵入は体を冷やしてしまう為、ますます指先への血流が悪くなるからね。

まだ実践走行で使用していないので防寒レポートは出来ないけれど、取りあえずはめた感じのインプレッション。

ウィンターグローブでは良く目にする"ディアスキン"(鹿革)はかなり柔らかいです。
断熱材のせいで分厚くなって操作性が悪くなるのを、柔らかい革で軽減させる狙いがあるんだと思います。

アウター、ディアスキンの下に"YOUNGTEC"という防水・防風・透湿フィルム、その下に3Mの"Thinsulate"(100g)、手にあたる部分に"フリース"という4レイヤー構造となってます。

厚手の"Thinsulate"層のせいか、もこもこ感は否めないけど、先にも言ったように柔らかいディアスキンのお陰で、思ったほど指の動かしにくさは感じられない。

ただ、バイク用グローブには定番な手のひら側の補強(当て革)が何も付いてない。
補強をすることによって益々厚手になってしまうのを考慮しているのか、定かではないけれど、鹿革の耐久性はどんなもんなんだろう?(ま、ウィンターグローブなんだし、使用頻度考えれば、それほど問題にはならないんだろうけどね)

あと、うたい文句の"ウォッシャブル"は必要性があるのかちょっと不明。夏グローブなら汗まみれになるし、洗ってみたいとも思うんだけどね。
いずれにしても寒中走行して見ないと肝心な性能がわからないわけで、また後日レポします。


2 件のコメント :

  1. ガンレットいいね。
    自分のはそんな長くないんで袖口にリストバンドしなあかん感じ。
    それにしても防寒は上みればキリがないんやけど、最後の最後は2000円位のハンドルカバーに行き着くんやろかwww

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    1. 体の冷えはちょっと今まで舐めすぎてたからね。真面目に袖口対策してみた。
      所詮グローブなので、極寒での長時間運転では指先も冷えるだろうけどね。
      ただ、相対的な感覚なので今までの事を考えれば、かなり温かいんだと思う。
      オヤジのスーパーカブに装着してあったハンドルカバーはやっぱり寒さ知らずだったよ。w

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