2012年8月9日木曜日

iPhoneをモバイルルーターに変身させる "t.free" を試してみた。

ネットで調べ物をしていて偶然見つけた"t.free"というソフトを試してみた。

コネクトフリーという会社がリリースしているソフトウェアなんだけど、"Jailbreak"しないどころかiPhoneに特別なソフトウェアをインストールする事もなく、デザリング機能と同等のサービスを実現させてしまうソフトです。w

早速スペックギリギリのMacBook(Core 2 Duo + 10.6.8)にインストールして試してみた。

コネクトフリー( http://connectfree.jp/tetherfree/ )のサイトからインストーラーをダウンロードし、インストール。


セットアップ手順は3つ。
まず、インストールしたあとに出現するメニューバーの"t.free"アイコンから「t.feeに接続」を選択。(掲載の画像は既に接続済みのもの)

すると、現在のローカルネットワークから切断され、t.free独自のWi-Fiローカルネットが生成されて起動します。(自動的にSafariが立ち上がって、"t.free"への接続手順の画面が開きます)

次に、iPhoneのセットアップ。
まず、インターネット接続が切断されないように、「設定」→「一般」にある「自動ロック」を"なし"にして、スリープしないようにしておく。

そのまま「設定」の「Wi-Fi」に入り、Macの画面上に表示された"t.free"アクセスポイントのSSID(?)を選択し、これまた一緒に表示されているパスワードを入力すると、MacとiPhoneを専用のWi-Fiネットワークで相互接続が完了する。


あとはiPhoneのSafariを起動し、URLに " http://tfree.jp/ " を入力して接続すると、あら不思議。 Mac側の画面に"Welcome"のメッセージと共にインターネットに接続出来た状態で"コネクトフリー"のサイトが表示されます。


あとは普通にネットサーフィンやメールなど、iPhoneの3G回線経由でMacから普通にインターネットが利用できます。
まぁ、3G回線経由なのでそれなりなスピードしか出ませんが、特に問題なくインターネットが利用できます。

ちなみに、iPhoneで接続した"tfree.jp"の「t.free 接続完了」画面にも書いてある通り、Safari(iPhone)のウィンドウを閉じてしまうとMacのインターネット接続も瞬時に切断されてしまいます。

デザリングと言っても、本来iPhoneに内蔵されている純正機能の利用ではなく、どうやら"t.free"へ接続したSafariのコネクションを使ってVPNトンネリングしているような感じ。(なのかな?)

今はあまりユーザーも居ないだろうし、Mac限定なので、そんなに混んでいないのかもしれないけど、認知度が上がってみんなが使い出すと遅くなったりするかもしれないですね。
ま、所詮3Gのトラフィックだし、ルーティング設備のスペック次第なんでしょうけど...。

いずれにしても、日本国内では殺されてしまっているiPhoneのデザリング機能を利用できなくてがっかりしている人には良いんじゃないでしょうか?

コネクトフリーさんの今後のサービス動向に注目です。

【8/20追記】
どうやらβテストとしての試験配布だったみたいで、ソフトの提供が終わっちゃったみたいです。
みなさま、お疲れさまです!たくさんのダウンロード、ありがとうございました。コネクトフリーでは、みなさまのお役に立てるよう、サービスの開発を進めております。今後の新サービスにご期待ください。(Facebookより)
との事。

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