2010年5月5日水曜日

ミッションオイル交換

昨日に引き続き今日はトランスミッションのオイル交換です。
用意したのはREVTECHのXL用トランスオイル。

HD社の定める定期点検項目によると、トランスミッションオイルは最初の800km以降1年もしくは8,000kmごとの交換となっている。
うちのXLは7年も経っていまだ8,000km未満の状態な訳ですが、エンジンオイルと違って交換記録が全くないため、いつ入れたオイルなのか全く判りません。
そろそろ8,000kmだし、ちょうど車検なのでここでいったんリセットです。

バイク用のジャッキを持っていないので、取りあえずサイドスタンド下に枕木を敷いて垂直近くに立てます。
オイルパンを用意して、プライマリーケースのすぐ下のドレンプラグを5/8"のスパナで外します。
ドレンプラグ先端のマグネットには鉄粉がごってり付いていました。

抜き初めてびっくり、エンジンオイルに引けを取らないくらい汚い! 真っ黒に近いくらい黒いです。
メンテナンス本によれば、「スポーツトランスフルードは透明に近い飴色。"黒ずみや臭いがする"のはオイルの危険信号だ」とまで書いてあります。(黒ずみどころか"黒色"です...orz )
やはり距離だけじゃなく年数劣化もよく加味してメンテナンスしないといけないですね。

しばしオイルが抜けきるまでの時間を利用してプライマリーチェーンの点検もしました。
シフトペダルの上の窓を開けるとプライマリーチェーンが見えます。
これも規定だと8,000kmもしくは1年ごとの点検及び調整となっています。

プライマリーチェーンのたわみ量は冷間時で9.5mm〜12.7mmだそうなので、スケールを当ててたわみ量を測定。
11mm弱くらいのたわみなので、今回はこのままで良いとします。(調整となると本格的にバイクジャッキなどが必要になりますしね)

古いオイルが抜けきったら、綺麗に清掃したドレンプラグに新しいOリングを取り付けます。このOリング結構潰れて変形してしまってますので毎度の交換が必要です。あと、配管で使うシールテープも巻いてオイル漏れ対策もします。
締め付けトルクは19〜28.5Nmらしいけど、あいにくトルクレンチを持ち合わせていないので、ここは金型製作技能士としての長年の経験と勘で締め込みます。(^_^;

オイル量を確認するためにダービーカバーを外します。
結構オイル量がシビアらしくクラッチダイヤフラムスプリングの下端までを適量とするとのこと。

これがまた暗くて非常に見にくい。
なので、今回プライマリーチェーンの点検窓を開けたのでそこから新しいオイルを注ぎ、ダービーカバーの方は懐中電灯で照らしながらの油量確認に専念します。
オイルフィルタの取り外しの時でもそうだけど、こういうシーンには牛乳パックが非常に役に立ちますね。

950mlの定量らしいですが、抜けきらないオイルもあって規定のレベルまで注いで750mlぐらいでした。
あとダービーカバーのクワッドシール(Oリング)も今回交換しました。

後は元通りカバーを戻して完了です。

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